腰の痛みで困ってみえた女性

2020年03月2日

こんにちは。豊川市御津町のむねひら接骨院です。

今回は慢性的な腰痛症状を解消したい女性のお客様がむねひら接骨院に来られました。

お仕事は立ち仕事が多く、普段から床の物を取ろうとした際や急に動いた時に痛みがみられていたそうです。数カ月前に旅行中に子供さんをおんぶした後から症状が特に気になってきたそうです。

他にも浮腫みや下肢の冷え等の悩みもあるとのことでした。

 

状態を確認していくと四つん這いでネコのポーズをした際に腰椎回りの屈曲の動きが硬く、前屈をした際には右の臀部からハムストリングスが硬くなっており、本人も自覚があって昔から身体は硬かったそうです。

次に壁から30~50センチ程度離れたところで壁に背を向けてリラックスした状態で立ってもらい、後ろ向きのままゆっくり少しずつ壁のほうへ下がってもらいました。その際、身体の一部が壁についたら止まってもらいました。その時に身体のどの部分が始めについたかチェックしました。肩と腰が同時くらいに壁についてましたが一番気になったのは腰椎部の隙間が広く開いてました。

腹直筋・腸腰筋の柔軟性チェック
腕を前に伸ばしてうつ伏せになってもらって肩幅くらい間隔をとってから肘を曲げながら上体を起こしていく(オットセイのポーズ)。肩から肘が床に垂直になるところまで持っていった際に痛みもあって上体が反らせない状態でした。

今後は仰向けで片側の股間節と膝関節を屈曲して膝を胸に近づける。両手で膝を持ってさらに胸に近づけて骨盤を後傾させました。柔軟性がある人は膝を引き付けても反対側の股関節はそのままを保持できますが低下した人は伸ばした側の股関節から膝がつられて屈曲してしまいます。今回の女性は右下肢の硬さがみられてました。

中殿筋の柔軟性チェック
横向きで両股関節を110度ほど曲げます。下になってる脚は一直線に伸ばします。骨盤は床と垂直位を保持しているのを確認して上の脚の股関節内転位を確認しました。顕著な動きの制限はみられませんでしたが筋肉が伸ばされてる感覚はあったそうです。

大腿筋膜張筋の柔軟性チェック
横向きで両股関節と膝関節90度から上の脚の股関節を伸ばしていきます。大腿筋膜張筋あたりの柔軟性の低下や筋力低下が無ければ大腿骨大転子より膝が10センチほど下に下がった位置で伸ばすことが出来ますが初診の際は腰の痛みがみられました。

 

 

今回は骨盤の前傾が大きく腰が反りすぎてしまい、慢性的に腰への負担が増えて腸腰筋、中殿筋、ハムストリングス、大腿筋膜張筋の柔軟性が低下したことで痛み出てしまったと考えられたので骨盤の前後の引っ張り具合(基礎張力)症状が緩和することで負担が減って腰痛の解消と再発予防のストレッチ指導も含めて根本改善6回コースを行い対応しました。

週に1~2回の通院を希望していたため約一か月半程通っていただきました。

徐々に痛みが減って、柔軟性にも変化がみられて3回目には痛みの症状が解消していって最後の2週間は痛みがみられなかったそうです。

※個人の感想であり全ての患者様に効能結果を保証するものではありません。

 

当接骨院では痛み等が徐々に解消してきましたら再発予防と繰り返さないための施術メニューも取り揃えております。施術計画をたてて、根本的に施術を行ってまいります。
慢性的な痛みでお悩みの方は「むねひら接骨院」にお越しください。身体の悩みの原因を一緒に考えて、頑張っていきましょう。

 

https://munehira.info/koshi/

 

https://munehira.info/access/