温めるの?冷やすの?
2020年01月10日
明けましておめでとうございます。むねひら接骨院です。
本年もどうぞよろしくお願いします。
年末年始のお休みから仕事や学校も始まりそろそろ身体が慣れてきた頃でしょうか?
年末年始に体調崩したりやケガなどはないでしょうか?
さて最近よく聞くきのこの山とたけのこの里どっちが美味しいのか問題!
ワタシはきのこの山派です。
どうでも良い情報でした・・・すみません。
本題としての質問が痛い時は冷やしたらいいの?温めたらいいの?問題!
急性のケガと慢性的な痛みによって変わってきます。
急性期の怪我の場合は24~72時間炎症が起こります。
痛い部分を触ると炎症が起きていると腫れが出てきて他の場所に比べると熱を持っているので暖かく、時には熱く感じます。
ケガを直すのに炎症反応は必要なものですが最小限の炎症に抑えるために冷やしてください。
シップで冷やしました!っていう事もよく耳にしますが冷やす際は氷水やアイスパック等でしっかり冷やしてください。
冷たすぎて痛い場合にはタオルを1枚はさんであげると皮膚への刺激が少なくて済むと思います。
また急性期の痛みではなく慢性的な腰痛や神経痛の場合は温めてあげると症状が和らぐ場合があります。
温めてあげることにより血行が良くなります。
血行が悪いと筋肉が冷え固まり神経を圧迫して症状が出ている場合もあります。
神経痛の方はこのようなことが原因の場合があるかもしれません。
身体を温める入浴法をいくつか紹介します
・お風呂の温度は約38~40℃ (少しぬるい程度で良い)
・15~20分しっかり肩まで浸かり全身浴をする
・ゆずや炭酸、塩などいつものお風呂に+@で入浴を楽しむ。
ゆず風呂
冬至にゆずを入れる習慣があり、ゆずの皮に含まれる「リモネン」には血流を良くする作 用があります。
また柑橘の香りによりリラックス効果も期待できます。
炭酸風呂
市販の入浴剤に炭酸ガスを含むものが数多く出ています。
炭酸ガスには血管を広げてくれる作用があり、血流を増やしてくれます。
また炭酸には古い角質を落とす効果も期待できるそうでスベスベお肌も期待できるかもしれません。
食用の重曹を大さじ1、クエン酸を小さじ2の割合で混ぜたものをお風呂に入れることでご家庭でも簡単に作ることが出来るそうです。
塩風呂
塩分を含むお湯には発汗作用があり代謝も上がり血流を良くします。
ミネラルを多く含んだ塩を30~50g入れ10分ほど浸かります。
塩風呂は身体に塩が残ることで保温効果が持続するので、お風呂から上がった後はシャワーで身体を流さないことがポイントです。
※浴槽によっては塩により湯舟が痛みますので最初に確認して下さい。
ワイン風呂
ビタミンとポリフェノールをたくさん含んだワインを100㎖~ボトル半分くらいをドボドボとお湯にそのまま入れます。
お肌スベスベ、保湿効果を高めてくれるみたいです。
香りも良くリラックス効果もですがなんといっても贅沢気分!
普通肌、脂肌の方は赤ワイン、乾燥肌の方は白ワインが良いそうです。
また温度も36~38℃と低めの設定が良いみたいです。
※アルコールが含まれてますのでアルコールに弱い方、妊娠中の方、未成年の方は入らないようにしてください。
普段の入浴方法にひと手間加えることで普段と違う気分で入浴出来ると思います。
少しぬるめかな?と思う温度でゆっくり長く入ってもらうのがいいと思います。
本を持ち込むとシワシワになりますので要注意です!
逆に急性期で「今日捻挫した!」とか「まだ腫れぼったい感じがする。」といった方は温めるのを控えるために患部をお湯につけない。もしくはシャワーで済ますのが良いのかもしれません。
どちらも痛みですが最初の処置により回復具合は大きく変わってきます。
もちろん温める、冷やすだけでは緩和する場合があるということですので+@施術で早期改善を目指しましょう!